博物館網走監獄 [北海道]
美幌、女満別を通り抜け、網走に到着。
博物館 網走監獄←こちらのHPで詳しくどうぞ。
網走といえばやっぱりここでしょう。
場内マップ
ただ、ここ、私はちょっと怖かったんです。
だってほら、囚人の方々のマネキン人形が。
蛸部屋というところで雑魚寝している人形は超怖かったです!
辛そうな表情など全部個性豊かなんですが、それが気味悪くて無理でした。
蛸部屋には入れませんでした^^;
ここは旧網走監獄 舎房。
中央見張所から放射状に建設された5棟ある舎房を全部見渡せるようになっています。
こちらはそのひとつ。
そんな見張をすりぬけて脱獄した者もいたそうです。
五寸釘の寅吉と呼ばれた脱獄囚がいました。
脱獄の際、五寸釘が足に刺さったまま三日三晩逃げ回ったとか。いたい〜!
格子が斜めになっていて、向かい及び斜め向かいの部屋にいる囚人と
目が合わないようになっているそう。
ここが本当に使われていたと思うと、ちょっと怖いですね。
これが独房。
反則行為の罰としてこの真っ暗な独房に閉じ込められたのですが、
囚人たちが最も恐れたのがこの独房なんですって。
私が驚いたのは、看守たちはこの職員官舎に住んでいたということ。
この監獄内では味噌や醤油、漬物も作られていました。
そして、ここを訪れて初めて知ったのですが、
北海道というこの広大な土地を開拓していったのは、囚人たちだったそうです。
監獄秘話←こちらをどうぞ。
興味のある方はHPの「学ぶ」からその他の監獄秘話が読めます。
私はみたことがありませんが、「網走番外地」という映画にもなっているそうです。
罪人だからといって過酷な作業をさせられていた囚人たちですが、
そのおかげで今の北海道があるのですね。
少し複雑な思いで見学しました。
機会があればどうぞお立ち寄りください。